参考答案一覧

Juristutor-AI の参考答案一覧では、司法試験・予備試験の論文答案(合格者答案・受験生の再現答案)を年度・科目別に掲載しています。各答案には最新 AIによる 講評と弁護士のコメントが付いており、過去問を解いた後の自分の答案と比較する際の参考にご利用ください。 なお、合否情報は自己申告です。

予備試験

R3(2021)
科目合否情報点数Good改善点コメント詳細リンク追加日
刑法
R3予備不合格
(再現答案:E)
JT 42.0点
60.0点
基礎的検討力
事案に向き合う
基本的な検討骨格は十分以上のレベルにあり…
R3刑法 総合評価: 答案全体として三つの事実関係に対応した罪責検討の骨格は示されており、放火罪の公共の危険の認識不要論や不作為犯の要件定立など、論点を意識した記述が見られる点は評価できます。しかし、出題趣旨が最も重視する中核論点のいくつかが答案上で実質的に欠落または誤った方向で処理されており、全体の得点を大きく押し下げています。 第一に、窃盗罪(設問1)については、出題趣旨が明示的に求める「242条の他人占有財物への該当性」と「自救行為による違法性阻却」の検討が答案上に見当たりません。§3では「窃取がある、故意もある、成立する」と短く結論付けるのみで、本件帳簿が甲の所有物であることを踏まえた242条の解釈論(自… 弁護士太郎のコメント: 基本的な検討骨格は十分以上のレベルにありますが、出題の趣旨(勘所)を上手く捉えられていない点が気になります。 例えば設例の前半部分は明らかに「自己所有」であっても窃盗罪が成立するかを検討させるためにながながと事実関係を設定していますし、殺人の点では「甲はXの発言が真意であると誤信していた」ために「死にたいと思っていたから放置した」という甲の主観のずれがポイントとなるはずです。 論点の拾い上げ: §3の窃盗罪の検討において、出題趣旨が最重要論点として明示している「242条の他人占有財物への該当性」と「自救行為による違法性阻却」の検討が見当たりません。本件帳簿は甲の所有物ですが、Yが占有しているため、自己所有物でも242条により「他人が占有する財物」として窃盗罪の客体になり得るかを論じる必要があります。また、Yが不法に100万円を要求しているという事実から、甲が実力で取り戻す行為が自救行為として違法性阻却されないかも検討が必要です(自救行為の要件として、権利侵害の緊迫性・手段の相当性等を検討し、本件では法的手続きによる救済が可能であったことなどから阻却を否定する方向が考えられます)。例えば「本件帳簿は甲の所有物であるが、Yが占有しているため242条により他人占有財物として扱われ、窃盗罪の客体となる。次に、Yの不法な要求に対して実力で取り戻す行為が自救行為として違法性阻却されないか検討するに、自救行為が認められるには権利侵害が急迫であり、法的手続きによる救済が不可能または著しく困難であることが必要であるところ、本件では…」のように整理することが考えられます。 改善案: 242条の解釈(自己所有物でも他人占有下にあれば窃盗罪の客体となる)を示した上で、自救行為の要件(権利侵害の急迫性・法的手続きの不可能性・手段の相当性)を定立し、本件事実に当てはめて違法性阻却の成否を論じる構成が考えられます。 評価した点: 省略 改善点: 2件目以降省略 重要な段落: 省略 今後意識すべきこと: 省略
詳細を見る2026-06-26