参考答案一覧
Juristutor-AI の参考答案一覧では、司法試験・予備試験の論文答案(合格者答案・受験生の再現答案)を年度・科目別に掲載しています。各答案には最新 AIによる 講評と弁護士のコメントが付いており、過去問を解いた後の自分の答案と比較する際の参考にご利用ください。 なお、合否情報は自己申告です。
予備試験
R3(2021)
| 科目 | 合否情報 | 点数 | Good | 改善点 | コメント | 詳細リンク | 追加日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 民法 | R3予備不合格 (再現答案:D) | JT 42.0点 弁 55.0点 | 論点対応 | 条文引用 | 知識や検討力は感じられますが、大前提とし… R3民法 総合評価: 設問1では複合的契約の解除という応用論点を自力で発見し、密接関連性の規範を立てて当てはめるという骨格は整っています。設問2(1)でも集合動産譲渡担保の対抗要件論と目的物特定性の問題を拾えており、問題意識は正しい方向を向いています。しかし、設問1で最も重要な「制限種類債権の履行不能」という中核論点(本件ワインは乙農園産1万本という特定の種類であり、同種同等品が存在しないことから全部履行不能と評価できるか)への検討が欠けており、542条1項1号の適用を「問題ない」と一言で済ませている点が大きな課題です。また設問2(1)では、集合動産譲渡担保の有効性について「種類の明示がない」として無効と結論づけて… 弁護士太郎のコメント: 知識や検討力は感じられますが、大前提として、条文を検討するという態度が必要ですし、それが論点逃しにつながっているように感じます。
例えば542条1項1号を適用したいなら、「債務の全部の履行が不能である」ことが必要になりますが、そこから検討を始めれば今回不能と言えるのか、本当に不能なんだっけ?と考えざるを得ません。そうすれば「なお,本件ワインと同種同等のワインは他に存在しない」という事実に着目し、売買の目的物が「6/1に冷蔵庫甲に保管中の乙生産ワイン1万本」であるという点を種類物の特定と結びつけて論じられたはずです。 論点の拾い上げ: 設問1の最重要論点である「制限種類債権の履行不能」の検討が欠けています。§2で「本件ワイン売買契約を解除できる(542条1項1号)ことは問題ない」と一言で済ませていますが、出題趣旨は「どのような場合に履行不能と評価されるかという問題を通して債権法の基本的な理解を問う」としており、ここが設問の核心です。本件ワインは「乙農園の生産に係るワイン1万本」という種類債権であり、かつ「同種同等のワインは他に存在しない」という事実があります。この事実から、種類債権の特定(401条2項)が生じているか、あるいは特定がなくても同種同等品が存在しないことで制限種類債権の全部が履行不能(412条の2第1項)となるかを論じることが求められています。例えば「本件ワインは乙農園産1万本という制限された種類債権であり、同種同等品が存在しない以上、その全部が劣化した本件では412条の2第1項の履行不能が成立し、542条1項1号による解除が認められる」のように整理することが考えられます。 改善案: 種類債権の特定・制限種類債権の全部履行不能という要件を丁寧に展開し、問題文の「同種同等のワインは他に存在しない」という事実を法的に意味づけることが重要です。例えば「本件ワインは乙農園産という特定の種類に限定された制限種類債権であり、同種同等品が存在しない以上、その全部が劣化した時点で412条の2第1項の履行不能が成立する」という流れで整理することが考えられます。 評価した点: 省略 改善点: 2件目以降省略 重要な段落: 省略 今後意識すべきこと: 省略 | 詳細を見る | 2026-06-26 |