参考答案一覧

Juristutor-AI の参考答案一覧では、司法試験・予備試験の論文答案(合格者答案・受験生の再現答案)を年度・科目別に掲載しています。各答案には最新 AIによる 講評と弁護士のコメントが付いており、過去問を解いた後の自分の答案と比較する際の参考にご利用ください。 なお、合否情報は自己申告です。

予備試験

R6(2024)
科目合否情報点数Good改善点コメント詳細リンク追加日
刑法
R7予備合格
(再現答案)
JT 62.0点
60.0点
論理の明確性
個別検討(あてはめ)事実の評価
文章力は高く、規範定立から結論まで論理は…
R6刑法 総合評価: 骨格はしっかり整っており、前段(コインケース・自転車)の占有論・不法領得の意思、後段(傷害・共同正犯・207条)の各論点を一通り拾い上げて結論まで辿り着いている点は評価できます。特に占有の判断基準を示した上で事実を丁寧に当てはめている点、不法領得の意思を権利者排除意思・利用処分意思の二要件に分けて検討している点は答案の骨格として機能しています。次に厚くするとよい点として、乙の罪責の検討が最も重要です。出題趣旨が明示するように、乙については「承継的共同正犯の成否」を正面から論じた上で、これを否定した場合に207条の適用可否を検討するという流れが求められています。本答案では乙の罪責(§26)が極め… 弁護士太郎のコメント: 文章力は高く、規範定立から結論まで論理はかなり明確できれいです。 但し、あてはめが少しピッキング的というか、並べただけになってしまっています。 論点の拾い上げ: 乙の罪責(§26)の検討が極めて薄く、出題趣旨が明示する「承継的共同正犯の成否」の論点が触れられていません。乙は共謀前の甲の暴行(第1傷害・第3傷害の一部)を認識した上で共謀に加わっており、共謀前の甲の行為の結果について乙が責任を負うかという承継的共同正犯の問題は本問の中核論点の一つです。これを論じずに「第1傷害については乙は全く関与していないので傷害罪は成立しない」と結論だけ述べるのは、論証が不足しています。 改善案: 例えば、「乙は共謀前に甲が加えた暴行によって生じた第1傷害・第3傷害の一部について、承継的共同正犯として責任を負わないかが問題となる。承継的共同正犯とは、先行者が実行行為の一部を行った後に後行者が共謀・加担した場合に、後行者が先行行為の結果についても共同正犯として責任を負うかという問題である。この点、後行者が先行行為を積極的に利用した場合に限り承継を認める見解もあるが、共同正犯の処罰根拠は自己の行為と相互利用補充関係にある共同行為全体に求められるところ、後行者が関与していない先行行為の結果まで帰責させることは責任主義に反する。したがって、乙は共謀前の甲の行為による結果については責任を負わない。」のように整理することが考えられます。 評価した点: 省略 改善点: 2件目以降省略 重要な段落: 省略 今後意識すべきこと: 省略
詳細を見る2026-06-07
不明
JT 62.0点
60.0点
基本の骨格
事実の適示・評価、規範をあてはめに使う、言葉遣い
基本的にとてもよくできた答案で、型も整っ…
R6刑法 総合評価: 答案全体として、出題趣旨が求める論点をほぼ網羅しており、骨格は整っている。前段では占有の判断基準を「客観的支配+支配意思」として定立し、Aのコインケースについて占有否定→遺失物横領罪、Bの自転車について占有肯定→窃盗罪と、二つの財物を対比的に論じる構成は適切である。後段でも、甲の傷害罪・共謀共同正犯・承継的共同正犯の否定・207条適用という流れを一通り辿れており、乙についても承継的共同正犯否定後に207条を検討する筋道が示されている点は評価できる。 一方で、いくつかの点で論理の厚みに改善の余地がある。第一に、Aの占有否定のあてはめにおいて、「約20メートル戻れば見通せた」という問題文の重要事… 弁護士太郎のコメント: 基本的にとてもよくできた答案で、型も整っています。 その前提で、一方どこか上位答案らしさはない、という観点から、細かい指摘をさせていただきます。 あてはめ: Aのコインケースの占有否定のあてはめ(§6〜§7)において、問題文の重要事実である「約20メートル戻れば第1現場を見通すことができた」という記述が全く活かされていない。この事実はAが容易に引き返して財物を回収できる状況にあったことを示し、占有の有無を判断する上で重要な考慮要素となりうる。現答案は「建物があるため見通せない」という事実のみを摘示して客観的支配を否定しているが、「約20メートル戻れば見通せる」という事実を踏まえると、Aの支配可能性の評価がより複雑になる。例えば「約20メートル戻れば見通せる距離にあるものの、Aはその時点で既に交差点を右折して建物の陰に入っており、財物の存在を認識していないため、現実的な回収可能性は低い」などと評価を加えると、論述の説得力が増す。 改善案: 例えば「Aは約20メートル戻れば第1現場を見通せる距離にいたものの、本件ケースを落としたことに気付いておらず、交差点を右折して建物の陰に入った状態であったため、現実的な回収可能性は低く、客観的支配は認められない」のように、問題文の事実を積極的に評価する記述を加えることが考えられる。 評価した点: 省略 改善点: 2件目以降省略 重要な段落: 省略 今後意識すべきこと: 省略
詳細を見る2026-06-27